おカネ学株式会社の お知らせ情報
ナスダック100指数のスペシャル・リバランスが発生します。
米ナスダックインクがナスダック100指数の「スペシャル・リバランス」を発表しました。
2023/07/10のNYでは、大手ハイテクが下落しました。
「大手ハイテク銘柄が指数に占める影響力が強くなり過ぎたため、指数に占める割合を落とす」ということと想像します(RIA JAPAN私見)。
<7/10 NY(日本時間7/11朝)に見る傾向>
アルファベット ▼2.72%(クラスC)、 ▼2.54%(クラスA)
アマゾン ▼2.04%
テスラ ▼1.76%
マイクロソフト ▼1.60%
アップル ▼1.09%
エヌビディア ▼0.76%
メタ・Pfs +1.23%
データ: investing.com 2023/07/11 AM 10:15時点
米メタ・プラットフォームズは、短文投稿サイト「スレッズ」の登録者が、公開から5日間で1億人を突破したとのニュースが出たため、株価が上昇したと考えられます。
他の6銘柄は7/10のNYでは下げました。一方、比重が上昇すると予想される様々な銘柄には買いが入ったと考えられます。
<5/25時点 上位7銘柄で構成比55%>
“アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ、テスラの7銘柄がナスダック100に占める割合は昨年末に48.7%だった。今年5月25日は55.5%と半数を上回っている。”
出所: 2023/05/26時事通信 『〔深読み米国株〕ナスダック100だけ急伸…上位7銘柄で構成比55%』
さすがに7指数で55%の構成比では、指数としての分散度合いに欠ける、という見解で、指数として分散機能を持たせるために、「スペシャル・リバランス」を行うということだと推察されます。(現状、まだ情報が少ないです)
これらの7銘柄を「マグニフィセント・セブン」と呼ぶケースもあります。
<2023/07/07時点の時価評価考察>
実際の算定基準日は7/3で考慮する必要がありますが、7/7時点時価評価は以下です。
特に時価総額が大きく、構成比でインパクトが大きいと考えられるのは
アップル 約3兆ドル
アルファベット 約3兆ドル
マイクロソフト 約2.5兆ドル
だと思われます。
<スケジュール ナスダック100指数 スペシャル・リバランス>
07/03 算定基準日
07/14 変更発表
07/24 市場開始前、発効
* 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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