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ボーグル氏のご冥福をお祈りします。/ RIA JAPANマーケットニュース

低コスト、インデックスファンドの父である
ジョン・ボーグル氏が2019/1/16にお亡くなりになったそうです。
(享年89歳)

慎んでご冥福をお祈りいたします。

 

ジョン・ボーグル氏は低コストのインデックス・ファンドを世界中に広げた人物で、世界有数のETFプロバイダー、バンガードの創始者です。

 

当社代表安東隆司は2007年から低コストの海外ETFを活用した運用に携わっております。

そして、安東が2015年に独立し、お客様とWIN-WINの関係が築ける「RIA」事業を職業に選んだことも、ボーグル氏の功績がなければあり得ませんでした。(ある意味で、安東の人生を変えた人です)

 

ボーグル氏の提唱した理念が、ひとりでも多くの日本人の方々にも広がって欲しいと思います。

 

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本記事は2018年12月27日に日経CNBCで放送された「RIA JAPAN セレクト 2018年 マーケットニュースこの10本」の内容を基に再構成されています。

ETF市場の拡大続く

ETF市場は58ヵ月連続の資金流入

残高、本数はリーマンから約5倍に

2018年11月まで、連続で58カ月 グローバルなETFには
資金の流入が流出を上回りました。

市場規模 2018/11月

2009年        2018年11月

ETF残高      1,041bUSD       4,931bUSD

95.8兆円@92.10     559.5兆円@113.47

ETF本数       1,310本        6,221本

 

コミッション廃止、低コスト化進行

運用コスト競争はついに「ゼロコスト」へ

コミッション:手数料
投信などの購入時の手数料(平均2.63%)や
売買時の手数料など「コミッション」がほとんどの金融機関の収益源です。
このコミッションにより金融機関は儲かりますが、投資家にとっては利回りを低下させる、利益相反の形です。

アメリカでは遂にゼロコストのファンド、ETFが登場しました。

フィデリティ 米国で手数料無料ファンド(2018/8/6)

バンガード 米国で手数料無料ETF(2018/8/21)

 

残高連動報酬じわり

「コミッション型」から「フィーベース型」に

売買手数料から預かり資産残高に応じた報酬へ

上記「コミッション」、手数料が主体となる形態に対して
契約残高 × 報酬率 という形態は

顧客の資産運用が上手くいくということはアドバイザーの報酬も増加するということであり、
顧客とWIN-WINの形態ということが言えるでしょう。

三菱UFJは残高のみで業績評価、長期保有で「顧客本位」へ

2018/3/17 日経「指南役、独立系じわり」

2018/10/16 投信、大手銀も脱手数料

2018/11/22 楽天証券、残高に応じた報酬体系

金融庁のメッセージで投資家に有利に変化

 

資産運用 軟調相場

世界中の株価はほぼ軟調に推移

2018 年 11 月の世界市場パフォーマンス・サマリー

国・地域      年初来パフォーマンス

グローバル     ▼4.84%

先進国       ▼3.82%

日本        ▼8.43%

米国        +2.71%

世界中の株価はほぼ軟調に推移

 

原油価格       ↓

金利上昇、債券価格  ↓

株式だけでなく、原油相場も下落

米国利上げ、米国債券価格も下落

VIX指数 上昇

 

VIXショック、ミニVIXショック

S&P500VIXインバースETN
96%下落で早期償還に

S&P500 VIX インバースETN 上場廃止へ 9割損失も(2018/02/07)

VIX指数は操作されている テキサス大学院生論文

 

カルパース:米国最大の年金基金

米年金基金「カルパース」
ESG投資に変化の可能性

理事長交代ポートフォリオ見直し

10年間リターン

カルパース  S&P500

5.6%    10.2%

S&P500を下回る (会計年度6/30)

ESG重視のマサー前理事長批判し、ペレス氏が新理事長に

ESGの基本的な問題 基準となる法的根拠なし

2018/11月 バロンズ「カリフォルニアで逆風 米国最大の年金基金でESG投資を主導した理事長の解任劇」

 

100万口座
iDeCo、つみたてNISA

iDeCo加入者数が100万人超え
つみたてNISAは2018年内100万口座に到達か

iDeCoとは、個人が毎月拠出金を出し、自ら選んだ商品で資金を運用して老後に備える制度です。 掛け金の全額が所得控除 運用益非課税です。

2018/09/05 イデコ100万人時代(上) 公務員殺到、制度けん引 老後に備え 私的年金重み

 

2018/10/22 日経「つみたてNISA、20代が4割増」

 

日銀ETF買い見直し

日銀ETF買い スタンス変化か

6兆円超え

TOPIXにより重点を置く形?

日経225 REIT

TOPIXが午前中に0.3%下落すると日銀ETF買いであったが、

2018/12/07 午前中0.03%で買い703億円あった

日経 2018/12/11  「ETF買いは続くか 日銀の基準変更巡り思惑」

 

金融庁 「見える化」「顧客起点」

金融庁が世代を超えた資産形成を後押し

金融庁「見える化」のためのKPI開示を要請

KPI:key performance indicator

運用損益別顧客比率

4割の顧客マイナス (36社)

プラス投資家 32%-98%の分布に

独立系 つみたてが上位に

https://www.fsa.go.jp/news/29/sonota/20170728/bunseki.pdf

顧客の損益情報 某富裕層対象証券で儲かる4割弱 独立系9割も

 

貯蓄型保険、特に外貨建保険にて苦情発生 分かりにくい募集資料

為替変動、運用利回りやコスト等の記載が点在

予定利率は実質利回りとは異なり、積立利率と実質的な利回り

0.64~0.75%ポイントの乖離

高いコスト 銀行受け取り手数料 平均7%

 

取引所トップ 勇み足

JPX(日本取引所グループ)の職員取引

取引可能 ETF

取引不可 インフラファンド、個別株式

 

ETFを職員の資産形成に役立てていただければと思います