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おカネ学 知っておくと得をする・・・ 海外ETFについて 2010年3月 社)企業研究会連載記事 再掲

長期にわたり海外ETFを見つめ続けていた証のひとつとして、

2010年3月 Business Reserch に連載していた記事のひとつである、

「おカネ学 〜知っておくと得をするパーソナル・ファイナンス〜 『海外ETFについて』 」を再度掲載します。

「おカネ学」という商号についても2009年にはこちらの連載で既に

使用していたことがおわかり頂けるかと思います。

 

なお 一般社団法人 企業研究会 の現在のメンバーのアドレスをご参考に紹介致します。

https://www.bri.or.jp/about/members

 

【内容抜粋、データは全て2010年3月当時のものです】
プロの運用者の自身の投資はETFです。
投信の信託報酬はいわば、天引きされているコストです。気付いていない投資家も多いです。
高コスト=優秀な投信? 運用成績がインデックス型を上回るアクティブ型投信は毎年25%〜38%にとどまります。理由のひとつは信託報酬と呼ぶ手数料の高さです。高い信託報酬というコストを払って、市場の動き=インデックスを下回る投信が6〜7割もあるということです。
ETFを使えば申込手数料が0 信託報酬も投信に比べて安価なケースも。
投資家リターンと販売者収益 なぜETFは店頭で勧められることが少ないのか という質問には、投資信託の販売手数料が金融機関の収益に少なからず影響を与えているからと思われます。
ETFの規模は2004年から2009年に3倍以上に
ETFの特徴である、低コスト高い流動性、高い透明性は様々な投資家に評価されています。年金基金やハーバード大学もETFを購入しています。全世界でETFを利用する機関投資家は2,000近くとの推計もあります。
ETFの投資対象は国債や社債といった債券、不動産、金・銀・プラチナや原油といったコモディティ(商品)、先進国や新興国の通貨、排出権やイスラム金融、食糧や水にテーマを置くものなど実にさまざまなものが対象になっています。また指数が下落した場合に利益が発生するように設計されたショート型のETFも存在します。(前述のすべての投資対象が日本の金融庁に届出済となっている訳ではありません)
当初、インターネット証券会社や外国為替証拠金取引(FX)は一般投資家に馴染みが薄かったですが、今では知名度も進み、低コストで運用できるメリットを享受する投資家が増加しているように思います。今後海外ETFの認知度が進むにつれて利用する投資家が急増するのではないかと思っています。
様々なおカネに対する知識を増やすことで、より良いライフデザインを描く一助になれば幸いです。

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