おカネ学株式会社の お知らせ情報
【内容抜粋、データは全て当時です】
「25歳で定期保険(10年見直し)に医療特約付与、他の医療保険は未加入。夫人は配偶者の特約で保険付与、夫人も同保険の医療特約契約」のリスクを検証しますと、
保険料が払えないほどの金額になる可能性があります。25歳で3万円が65歳では38万円にもなっています。
本人が夫人より先に亡くなってしまうと、夫人は無保険が想定されます。
夫人の医療保険も消滅します。
妥当な保険金額はライフプラン、収入支出状況、価値観などにあわせライフステージごとに考慮すべきです。
子供の進学が私立で380万円、公立で141万円(H18年データ)と多額です。必要な教育費、生活費の7割をまかなうプランを作成しましょう。
老後の資金 夫人部分は生活費×5割×余命期間
ただし合計額の1億2,140万円が必要な保険の金額ではありません。勤務先の死亡退職金等もチェックして下さい。
逓減定期保険の活用 必要な保障の額は年を経るごとに少なくなっていくと考えられます。通常の定期保険はいわば長方形で減少した保障額よりも大きく保険を掛けて状況も考えられます。逓減定期保険の三角形で保険料を少なくできることが可能です。
お宝保険(1989年の養老保険の予定利率は5%)ですが、高い予定利率の保険は保険会社にとって収益を悪化させる要因です。
見直しの方法も「転換」以外に「払済」もあり、良く調べてから対応する方が良いでしょう。
保険に対する知識の向上の一助になれば幸いです。
Business Reserch 2009.12掲載
一般社団法人 企業研究会連載原稿(当時の内容ですので現在とは異なります)
外資系プライベートバンク ディレクター(当時)
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